ヤングリーグとは何でしょうか?
ヤングリーグは、全日本少年硬式野球連盟の通称で、ニッカンスポーツ紙が後援している団体で、ボーイズリーグやリトルシニア同様の野球ルールで違いはありません。

ヤングリーグと他リーグの大きな違いは、春の春季全国大会、夏の選手権大会、
秋のグランドチャンピオン大会と全国大会が3回あるのが特長です。

その他に国際大会が秋に行われ、全チームが同じ宿舎で宿泊し懇親を深めたり、
各支部の選抜チームを結成して、韓国、台湾、アメリカ、オーストラリア、中国etcのチームと国際大会を戦う等、世界的交流も盛んです。
ですから、当チームの場合の卒団は11月末となります。

又、その後も高校進学までの3月まで選手を指導する事が出来る点が大きいでしょう。

Q:野球の上手な子しか入部出来ないのですか?
上手い選手しか入れないのではなく、野球が好きな選手に是非入団してもらいたいチームです。
学年に関係なく、レギュラーだろうが、控え選手だろうが、練習生であろうが、皆、全員同じ練習をしてもらうように心掛けています。
又無理な勧誘は行いません。
Q:練習日はいつですか?

練習日は、平日は火曜日・木曜日の夜18:00-21:00(解散)

又大会前は水曜日も練習を行う場合があります。
土日祝日は試合などが行われる場合は、朝から夕方までになりますが、
通常練習の場合は、半日の場合もあります。(長い時間練習する事は、中学生にとって決していいとは考えていません。)
試験休みは学校によって異なるので、監督に連絡してお休み頂ければ構いませんが、
当然休むと言う事は技術の低下になる事をご理解下さい。
(試験前でも土日等は最低半日は参加をする事が望ましいと考えております。)

好きな野球をやる為に、学校授業を一生懸命挑む姿勢を身に付けてください。

又練習時間が長いのが良いのではありません。短時間を集中的に行います。

野球の練習だけでなく、挨拶、整列等の行儀に関しての指導も行っています。

Q:「お金が掛かる・・・」と聞いたのですが?

入団する場合、入団金20000円と毎月15000円の部費が掛かります。
部費には、部員遠征代金も含まれて居ます。

年度初めに(毎年4月)連盟選手登録金・傷害保険・審判助成金・広報運営金・支部登録費の合計19000円が必要です。

福井県で、一番お金の掛からないチームを目指しています。

宿泊遠征、合宿の場合は、宿泊代やお弁当代は別途掛かります。
(上限宿泊8000円以内、お弁当800円以内)
宿泊などは、年に3回から5回程度で、1泊2食付で8000円以内に留めるようにしています。

(全国大会など指定宿泊先がある場合は異なります。)

各自所有のグローブ以外は、チーム購入しております。
(例えば、キャッチャーミット、プロテクター一式、ファーストミット)
個人的にポジションが変わることでミット等を購入しなければならない事はありません。

但し、チーム所有のグローブを選手が使用する際に痛んだ修理費などは個人負担となります。

Q:練習場所はどこですか?

平日は、フェニックススタジアム・夢パーク・きららパーク・室内練習場での練習が多く、
土、日は、フェニックススタジアムや柿原グランド・美山アンデパンダンを使用します。

雨の日は、専用室内練習場があり、ここには2つのブルペンと高性能マシーンを常設したゲージ、そしてトレーニングスペースが設置されています。

Q:練習は厳しいのでしょうか?
練習は厳しいです。
でも練習の厳しさに付いて行けず脱落した選手は今だおりません。
指導で心掛けているのは“怒る”のと“叱る”のは違う事です。
選手が納得出来るよう理論的に説明し、愛情を持って叱る!!これが大切だと認識しております。
Q:将来進学する高校は自由に選べるのですか?

進学先を選ぶのはそれぞれの家庭の事情もある事でしょうし、それぞれにお任せしております。
敦賀気比、北陸、啓新、福井工大福井の私学や福井商業、藤島、高志、坂井、金津等、各高校で当チーム卒団生が頑張っております。
但し、特定の高校から特定の選手にオファーがあった場合は、必ず、選手や御父兄にお伝えいたします。(県外高校とのパイプもあります。)
3年生の夏休み前までに保護者・部員、指導者役員の面談を行い、進学相談を受けています。
保護者様の想いや部員の想い、そしてあくまでも「高校野球でレギュラーを」考え
指導者や運営役員が進学高校へのアドバイスと責任を大事にしています。

Q:遠征が多いのでしょうか?

週末の遠征は月に2回程度です。
全く無い場合もあります。
又遠征費用は、部費に含まれているので安心です。
2月~3月にかけて関西合宿
4月にオールスター福井交流戦
支部大会(北陸遠征・福井の場合も有り)
5月に大阪ローカル大会出場(宿泊遠征)
6月に中日本1年生親睦大会(日帰り遠征)
支部大会出場(北陸遠征・福井の場合も有り)
8月に富山ローカル大会出場(日帰り遠征)
三重ローカル大会出場(日帰り遠征)
9月に大阪ローカル大会出場(宿泊遠征)
京都ローカル大会(日帰り遠征)
10月中日本連盟大会出場(日帰り遠征)
11月兵庫ローカル大会出場(3年生メモリアル大会・日帰り遠征)
支部大会出場(北陸遠征・福井の場合も有り)

上記が年間のおおまかな大会予定です。(年度により変わります。)

Q:送り迎えは大変ですか?

確かに送り迎えは大変だと思うかも知れませんが、慣れると大変とは思わないそうです。
子供が頑張ってるのだから親も頑張ろうと思うそうです。
又中学生にもなると中々親子の会話が無くなるのが実情です。
その中で送り迎えの車中の中は唯一の親子の空間が出来る事は大事な事と思います。

Q:お茶班や手伝いなど大変ですか・・・?

オールスター福井では、保護者様のお手伝いの強制は行っておりませんが、
クラブチームの運営は保護者のご協力が無ければ、行っていけません。
部費さえ払えばいい・・・等の安易な考えは子供を駄目にする前に、チーム統一を乱します。

強制はありませんが、積極的なお手伝いはお願しております。

又、保護者間でのトラブル等に関しては保護者会にて対応致します。

但し、チームの不統一を生むような言動や行動に関しては、保護者会の脱退の処置を取ります。
手伝いをしないから関係が悪くなることもありませんが、子供が活躍している姿を見る事で
更に保護者様の活力になる事、選手の活力になる事は間違いありません。

Q:卒業された人で高校で活躍された方は居ますか?
チームホームページの卒団生をご覧下さい。
各方面でたくさんの卒団生が活躍しています。
Q:どのような大会がありますか?
大会には、リーグ主催の大会と各ローカル大会があります。

リーグ主催の大会は、春の春季全国大会とその予選があります。

春季全国大会の予選は、その前年度の11月に地区大会であり、優勝したチームが全国で32チーム集まり、倉敷マスカットスタジアムを中心に行われ、毎年3月に行われます。

次に7月終わりに夏季選手権大会が行われ、その予選が5月に行われます。

春と同じく地方大会を勝ち抜いた32チームが集まり、岡山県津山市を中心に行われます。

この、春季・選手権大会で優勝・準優勝したチームがジャイアンツカップに出場出来る権利を持ちます。

10月には、グランドチャンピオン大会の予選が各地区で行われ、全国で 12チームだけが出場出来ます。

大会は11月に行われます。

ローカル大会とは、全国各地で行われていますが、チームでエントリーすれば、どの大会にも参加が可能です。

大会には、レギュラーを中心にする大会ばかりでなく、2年生1年生を主体としたジュニア大会、そして、1年生のみが参加出来る、スーパージュニア大会(メンバーが11名居る場合)があります。

ですから、誰にでも大会に出れるチャンスはあります。

Q:オールスター福井の育成理念を教えて下さい。
オールスター福井は、先ず、中学野球に於いて結果を出す事は大事な事と思っていますが、
最大の目標は、子供達が進学した高校で活躍する事に限ると思っています。
勝ちを求めるだけで、小さな野球をさせるより、伸び伸びと野球を楽しみ
型に囚われることなく、エラーを恐れることなく頑張ってもらいたいと思っています。
そして、強制的な行儀をつける事で、二面性を持つ子供にならないように
言いたい事は言う・・・聞きたい事は聞く・・・
ただ、「はい」としか言えない人間に育てる事はしません。

心・技・対・頭に関しての育成方針を考えています。

心=100%受け入れろ!

技=半信半疑であれ!自分の体の声を聞け!(50:50)

体=自分で勉強せよ!

頭=100%受け入れろ!(でも他の野球も知れ!)

まず、野球というのは心・技・体・頭で成り立っています。

以下説明

指導者の話を聞く時に、まずここを把握しようとしているでしょうか?

(今は心の話をされてるな)

(今は技の話をされてるな)

(今は体の話をされてるな)

(今は頭の話をされてるな)

この分類をしながら指導者の話を聞いていない選手は「センスがない選手」です。

この分類をしてなかったら指導者の話を上手に処理できません。

情報処理能力=センス

知ってるでしょうか?

指導者の教えを実行できなくて試合に使ってもらえない選手がいることを。

指導者にたくさん教えられてダメになっていく選手がいることを。

教えを実行できてないから試合に使ってもらえない。

一方で、

教えられてダメになっていく…

 

 

心・技・体・頭

例えば…

「あいさつはしっかりしなさい!」

「大きい声を出しなさい!」

「返事はしっかりしなさい!」

「整理整頓しなさい!」

「全力疾走をしなさい!」

「チームで走る時に足を揃えなさい!」

他にもたくさんありますが

これは心の話です。

この心の話っていうのは絶対です。

世の中には声は出さなくていいと思っている野球人もいるかもしれませんが、そのチームのルールが「大きい声を出せ!」だったら、それはそのチームでは絶対です。

100%指導者が正解です。

そのチームに入ったからには、そのチームで教えられる心の部分は100%受け入れて、実行に移さなければいけないのです。

指導者が心の話をしているなと感じたら「これは100%受け入れないといけないといけない」

と子供に感じてもらえるように指導しています。


技術に関しては違います。

ここは50:50です。

「技術ごとに関しては半信半疑であれ!」という事です。

ただ、全く受け入れないというのはいけません。

拒否反応を示してはダメなのです。

とにかく半分は信じてみる。

だから、言われたらとにかくやってみる。

でも、間違いなく合う合わないがあります。

それは自分の体だけが感じられることです。

どれだけ教えるのが上手い指導者でも各部員の体を感じることは出来ません。

だから、技術ごとに関しては自分の体の声をしっかり聞いてあげなければいけないわけです。
やってみて、その体が拒否反応を示したらそれは一度捨てるべきなわけです。

これもセンスです。

何を取り入れて、何を捨てるのか。

これは野球選手には大切なセンスなわけです。

このセンスがない選手が指導者にたくさん教えられてダメになっていく選手です。

どれだけ偉大な選手が教えてくれたことでも…

例えばイチロー選手が教えてくれたことでも自分に合わないものは捨てられる。

こういう選手がセンスのある選手だと思います。

 

では、体はどうでしょうか?

体のことを本当に教えようとしてくれている指導者というのはそうそういません。

 

どうやったら体が大きくなるのか。

どうやったら体が強くなるのか。

 

だから、体のことは自分で勉強する事も大事です。

勉強している選手はセンスのある選手です。

野球をする上ではやっぱり大事なことですから、オールスター福井は体を強くするトレーニングを一番重要に思っています。

 

 

最後に頭です。

 

頭は野球を知ることです。

守備なら、バックアップとか…ベースカバーとか…カットプレーとか…

攻撃、守備で考えるともう山盛りです。

だから、指導はここがメインになります。

これはそのチームで野球をするわけですから、そのチームの野球を受け入れなければいけないでしょう。

ただ、ここはたくさんの野球を知ればいいと思います。

いろんなチームの野球を見て、違いを知ることも素晴らしいことです。

自分の意見を言える選手になれば一目置かれることもあるので

心は熱く、頭は冷静に、
そして素直な心で笑顔でプレーする事を指導理念と考えています。